総務部は、総務・人事（採用・教育）、広報、労務、会計等、会社の根幹となる管理業務を一手に担っています。
社内の様々なリソースを適切に管理し、課題解決を能動的に行うことで、社員満足度の向上、事業の発展と社内の活性化に寄与出来るよう活動しています。
ものを作ったり売ったりすることはなくとも、事業活動を土台から支えているという使命感を持って各業務にあたっています。

メーカーとして安定した製品供給を実現するためには、原材料の安定調達が不可欠です。この安定調達には、「品質」、「供給力」、「価格」の3つの要素が重要となります。そのため当社では、「品質の安定化」を図るために、購入原料の分析データを傾向管理し、変化を早期に察知して、工程異常や工程変更、原料の変更がなかったか確認しています。また、「供給力の安定化」に向けて、複数の供給元から調達する体制を強化しています。さらに、「価格の安定性」を保つために、原材料の市場背景を調査し、価格動向への理解を深めています。

こうした業務を通して、原料メーカーとの情報共有を密に行い、対等な関係を基盤に良好な協力体制を築くことで、災害や事故、原料メーカーの方針転換といった予期せぬ事態にも対応できるように努めています。

品質保証部は、製品の品質を確保し、お客様に信頼される製品を提供するために多岐にわたる役割を担っています。具体的には、製品の検査や検査票の発行、管理図の維持・管理を行い、製品検査時に使用する基準機器や測定機器の適切な管理も担当します。また、規格外品や管理図異常などの不適合が発生した際にはSQE会議にて、迅速な問題解決を図ります。さらに、ISO事務局を含む品質関連業務に加え、法務・知財の管理も行い、納入仕様書やSDSの作成・管理、法規制や含有物質調査への対応を徹底することで、製品の品質保証を確実にします。

これにより、お客様に安全で高品質な製品を届けることが可能となります。

当社のDX推進室は、デジタル化を活用したビジネスモデルの革新と生産性向上をミッションとし、企業の未来を切り拓く役割を担っています。最先端の基幹システムおよび情報システムの構築・運用を通じて、ものづくり技術とデジタル技術の融合を進めること、生産性の向上を目指すこと、組織全体の安定的な運営を支えること等が目標です。また、デジタル分野における人材育成に注力し、次世代を担うリーダーの育成にも取り組んでいます。私たちDX推進室は、販売管理、生産管理、人事管理、財務管理など各分野でのデジタル革新を推進し、企業競争力の飛躍的な向上に貢献します。

安全環境室では、法令順守のもと安全・安心・健康的な職場作りとカーボンニュートラルやSDGsに取り組み、社会への貢献を目指しております。

弊社では、過去の失敗や経験、学びから“安全環境室”を新設して約５年が経過いたしました。発足当初は、専門分野でありながらも知識習得のため学ぶ事ばかりでしたが、現在は、”安全第一”と“地球環境の保全”を合言葉にスタッフ全員が社員の健康と健全な職場作り、クリーンな操業、法令遵守などで組織を土台から支えるという使命感を持って業務にあたっております。

今後は、リスクアセスメントによる危険源の抽出と改善による“安全文化の醸成”、環境影響評価を用いた“環境保全経営” を目指して日々邁進して参ります。