生産本部
和歌山工場
化学メーカーの製造部門として、私たちの重要な役割の一つは、危険物の取り扱いに伴うリスクの低減です。弊社は2023年度にISO 45001を取得し、日々の業務でヒヤリ・ハット活動やKYT活動を工場全体で実施しています。
これにより、危険源となる作業を特定し、情報を共有することで作業の安全性を高め、業務の効率化などの改善活動を推進しています。また、製造スタッフや周辺住民に安心で快適な環境を提供するため、大型の脱臭設備を導入し、臭気の元となる可燃性ガスを90%除去することに成功しました。作業改善や環境改善を通じて製品の品質を向上させ、生産効率を高めることで、より働きやすい環境を目指しています。
福井工場
福井工場は、安全で高品質な製品およびサービスの提供を通し、顧客に満足いただけることを目標に、安全、品質、環境マネジメントシステムを構築し工場運営に努めています。
- 安全な労働環境を確保し、労働災害や職業病のリスクを最小限に抑えることを目的にISO45001を認証取得し、安全第一を基に工場を稼働しています。
- 品質管理においては、正確な手順で作業がされるように手順書の標準化と確かな品質をつくり込める人材を育成しています。また、生産工程のデータ入力・取得を自動化し、可視化することで作業のロスの低減にも注力しています。
- カーボンニュートラルへの対応として、CO2排出量の削減や、廃棄物排出量の削減に取り組んでいます。
プロセス開発室
プロセス開発室では、生産設備のDX(デジタルトランスフォーメーション)に向けての自動化、省力化を推進し、効率的な生産設備の設計を行っています。また、安全性と信頼性を重視した設計を通じてSDGsに対応した持続可能な設備構築にも貢献いたします。
新製品の開発に向けては、生産設備設計やPLC(プログラマブルロジックコントローラ)による制御ソフトの改善に取り組み、安全性と生産性の向上を図っています。これらの取り組みを通じて、より良い生産環境の実現を目指しさらに、製品の品質向上に向けては、製造時の条件データを収集・管理し、ペーパーレス化の実現に取り組んでおります。